川田尚人 ご挨拶と略歴
こんにちは、翻訳家の川田尚人と申します。長年に渡る米国留学からの帰国後、2010年頃から翻訳の仕事を始めるとともに自宅で英語を教えいます。
アメリカでは大学院で人類学を専攻し、人々の生活や文化等を参与観察で調査しそれを記述するエスノグラフィーという文化人類学の手法を学び博士号を取得しました。はじめは文化接触に興味があり、近在の日本人駐在員家族についてエスノグラフィーの方法で調査研究し修士論文を書きましたが、博士課程に進むと研究関心が広がり調査対象を絞り込めず、最終的に芸術家を対象にその創造・表現活動について博士論文を書くまで、かなりの時間を費やしてしまいました。しかしその間、様々な調査対象を相手にそれを観察しては書くという訓練を人一倍積むことができ、かなりの英語力を付けることができました。
そして大学院生活の終盤には学生新聞のコラムニストとして大学生活にまつわる人類学的な観察記事を一学期間連載し、また英語は流暢に話せても書くのは不得手な友人から英文作成の補佐を頼まれるほどになりました。この英文作成の補佐は、人の文章に我が事のように関わり、その人の視点に立って共にその文章をより良いものにしていくという、帰国後の英語教室の活動にも通底する貴重な経験となっています。
このようにして培った英語力を生かし、始めは「英語つづり方教室」後からは「川田尚人英語教室」と称して間欠的に英語を教えてきましたが、今回その活動を総括し新たに計画している内容も含め、改めて「川田尚人英語教室」を皆様に紹介し、生徒さんを募ることになりました。よろしくお願いいたします。
川田尚人 1994年 人類学修士 Ball State University, Muncie, Indiana, U.S.A.
2008年 人類学博士 Indiana University, Bloomington, Indiana, U.S.A.